乾燥脱水飼料:イタリアとスペインの飼料の技術と品質
🎌 酪農乳業界に特化した専門紙「日刊酪農乳業速報」は、9月末に行われたツアーについて大きく取り上げています。このツアーは「EU乾燥脱水飼料作物」キャンペーンの一環として、イタリアとスペインの複数の生産企業が、EUの脱水飼料の可能性に関心を持つ日本企業にその門戸を開きました。
その中のひとつが、メッツァーノ (ラヴェンナ) にあるCARLIグループの脱水工場です。


CARLIグループについてこの記事では次のように紹介しています。
「ラヴェンナにあるCARLIグループには、生産部門と研究および品質管理センターが併設されています。すべての工程は、保健省と獣医師によって、国際基準をはるかに上回る厳格なプロトコルのもとで管理されています。『飼料の安全は、そのまま食品の安全に繋がっています』こう話すのは、CARLIグループのアジア地区担当クリスチャン・カルリ氏です。
同社は年間14万トン生産しており、専用アプリを通じて、作物の栽培地をリアルタイムで追跡できる完全トレーサビリティを実現しています。もちろん、持続可能性にも取り組んでおり、ドラム (脱水機) は粉砕したヘーゼルナッツの殻を燃料にして得られたガスを動力としており、これにより、廃棄物の削減と飼料への臭気汚染防止を実現しています。」
このような注目を大変うれしく思っています。それは、安全で持続可能な高品質飼料の生産への日々の取り組みが国際レベルで評価されている証だからです。
この素晴らしい評価は、私たちが歩んできた道をこれからも歩み続ける励みとなります。トレーサビリティや環境への配慮、食の安全という、私たちの基本理念を大切にしながら、今後も革新を続けてまいります。🌿



